こんにちは。
今年の『女性セブン』新年号に稗田おんまゆら先生のインタビュー記事が載りました。
そのタイトルも「行列のできる占い師が実践する宝くじ運UP6つの方法」
何々?興味シンシンで読んでみるとそこには衝撃のフレーズが!?
「おみくじは木に結んではいけません!」
ええっ?!
そうなんですか?!
早速稗田先生をつかまえて聞いてみました
「もちろん、神社様やお寺様、また宗派や地方によってご意見、見解は違ってくると思いますが、
私がお正月に神社のお手伝いをした経験、現職の神主様からお聞きしたことも含めると、
おみくじは木に結ばない方が良いと思います。」
ふむふむ。
稗田先生にその理由を詳しく聞きました。
1・木が痛む
木は生き物。生木に紙を結びつけると、枝や葉、樹皮に傷がついて痛みます。
結び付けようとして枝を折ってしまう、根っこを踏みつけることも。
自分の髪の毛や指や腕に次々と紙を縛られる所を想像してみて!
神主さんや巫女さんは細心の注意をはらっておみくじを木から外しますが、
どんなに気をつけても更に木を傷つけてしまう可能性があります。
一つ一つ外す労力は大変なものです。
神社仏閣の木はどれも神聖な意味があります。
神様ゆかりの「ご神木」、ご開祖様お手植えの木、神様にお捧げする榊、
お供え物を実らせる木、改築の為のご用材、崇敬者、檀家、氏子さんたちの記念樹・・・・
痛める可能性のあることはすべきでないでしょう?
「パワーを頂く」と称して木にやたらと触りまくったり抱きついたりするのも同じ理由でつつしみましょう。
2・おみくじは神様仏様からのメッセージ
吉、大吉が出れば気分が良いですが、凶や大凶が出れば落ち込みます。
一刻も早く「なかったことにしたい」そんな思いで木に結びたくなる気持ちもわからないではありませんが、
赤信号が出たら信号が青に変わるまでストップしなければならないのと同様、
凶や大凶が出るタイミングにも意味があります。
信じておみくじを引いたならば、本来は持ち帰って、教訓とすべきです。
そして状況が変わった、または新たな決意をしたならあらためておみくじをいただきましょう。
それから、よく読んでみて!凶や大凶のおみくじにもどうすれば良いのかというお導きが記されています。
読み返して参考になるキーワードがあるものです。禍を避けることも!
なお、場合によっては何度も引き直して良い、という説もあるそうです。
これは結果が気に入らないから引き直すのではなく、真摯な祈りと向上心、
努力と決意が受け入れられるまで祈りなさい、そしておみくじを頂きなさい、
と問われているのだと思います。
3・おみくじを納めるなら
それでもお優しい日本の神様仏様は、悪い結果が出たら背負って下さる、
木に結んだら凶の意味を消して下さる、という信心を受け容れて下さいました。
だとすれば大切な木々を傷めないよう、神社仏閣のご指定の場所に結ぶなり刺すなり、
おたき上げ場所にお納めしましょう。
その時は「厳しいお導きを有難うございました。これからも精進致します」
という祈りを忘れないように致しましょう。
4・本来は「魂結び」
木に何かを結ぶという行為は、万葉集などにみられる
魂を体に結びつける「たまむすび」という儀式の流れをくむと思われます。
おみくじを結ぶのは「たまむすび」の派生かと思われますが
上記の理由により勝手に木の枝等に結びつけても効果は疑問です。
ん〜…。
なるほど…。
気軽に引きがちなおみくじですが、確かに神様仏様からのありがたいメッセージですよね。
さて、では、引いたおみくじはどうしたらいいのでしょう?
稗田先生、教えて下さい!
「おみくじを納める場所はそれぞれの神社仏閣の指示に従い、
勝手に木などに結びつけたり捨てたりしないこと。
また、おみくじは本来持って帰り、教訓とするもの。
神様仏様の優しさにおすがりして置いて帰る時には自戒と感謝の気持ちを込めて下さいね!
なるほど…。
ありがとうございました!
神社の作法などに詳しい稗田おんまゆら先生。
ご予約方法やスケジュールの詳細はこちらまで。
http://unsenkan.com/index.html
運泉館へのお電話は (048) 931-6565
今年の『女性セブン』新年号に稗田おんまゆら先生のインタビュー記事が載りました。
そのタイトルも「行列のできる占い師が実践する宝くじ運UP6つの方法」
何々?興味シンシンで読んでみるとそこには衝撃のフレーズが!?
「おみくじは木に結んではいけません!」
ええっ?!
そうなんですか?!
早速稗田先生をつかまえて聞いてみました
「もちろん、神社様やお寺様、また宗派や地方によってご意見、見解は違ってくると思いますが、
私がお正月に神社のお手伝いをした経験、現職の神主様からお聞きしたことも含めると、
おみくじは木に結ばない方が良いと思います。」
ふむふむ。
稗田先生にその理由を詳しく聞きました。
1・木が痛む
木は生き物。生木に紙を結びつけると、枝や葉、樹皮に傷がついて痛みます。
結び付けようとして枝を折ってしまう、根っこを踏みつけることも。
自分の髪の毛や指や腕に次々と紙を縛られる所を想像してみて!
神主さんや巫女さんは細心の注意をはらっておみくじを木から外しますが、
どんなに気をつけても更に木を傷つけてしまう可能性があります。
一つ一つ外す労力は大変なものです。
神社仏閣の木はどれも神聖な意味があります。
神様ゆかりの「ご神木」、ご開祖様お手植えの木、神様にお捧げする榊、
お供え物を実らせる木、改築の為のご用材、崇敬者、檀家、氏子さんたちの記念樹・・・・
痛める可能性のあることはすべきでないでしょう?
「パワーを頂く」と称して木にやたらと触りまくったり抱きついたりするのも同じ理由でつつしみましょう。
2・おみくじは神様仏様からのメッセージ
吉、大吉が出れば気分が良いですが、凶や大凶が出れば落ち込みます。
一刻も早く「なかったことにしたい」そんな思いで木に結びたくなる気持ちもわからないではありませんが、
赤信号が出たら信号が青に変わるまでストップしなければならないのと同様、
凶や大凶が出るタイミングにも意味があります。
信じておみくじを引いたならば、本来は持ち帰って、教訓とすべきです。
そして状況が変わった、または新たな決意をしたならあらためておみくじをいただきましょう。
それから、よく読んでみて!凶や大凶のおみくじにもどうすれば良いのかというお導きが記されています。
読み返して参考になるキーワードがあるものです。禍を避けることも!
なお、場合によっては何度も引き直して良い、という説もあるそうです。
これは結果が気に入らないから引き直すのではなく、真摯な祈りと向上心、
努力と決意が受け入れられるまで祈りなさい、そしておみくじを頂きなさい、
と問われているのだと思います。
3・おみくじを納めるなら
それでもお優しい日本の神様仏様は、悪い結果が出たら背負って下さる、
木に結んだら凶の意味を消して下さる、という信心を受け容れて下さいました。
だとすれば大切な木々を傷めないよう、神社仏閣のご指定の場所に結ぶなり刺すなり、
おたき上げ場所にお納めしましょう。
その時は「厳しいお導きを有難うございました。これからも精進致します」
という祈りを忘れないように致しましょう。
4・本来は「魂結び」
木に何かを結ぶという行為は、万葉集などにみられる
魂を体に結びつける「たまむすび」という儀式の流れをくむと思われます。
おみくじを結ぶのは「たまむすび」の派生かと思われますが
上記の理由により勝手に木の枝等に結びつけても効果は疑問です。
ん〜…。
なるほど…。
気軽に引きがちなおみくじですが、確かに神様仏様からのありがたいメッセージですよね。
さて、では、引いたおみくじはどうしたらいいのでしょう?
稗田先生、教えて下さい!
「おみくじを納める場所はそれぞれの神社仏閣の指示に従い、
勝手に木などに結びつけたり捨てたりしないこと。
また、おみくじは本来持って帰り、教訓とするもの。
神様仏様の優しさにおすがりして置いて帰る時には自戒と感謝の気持ちを込めて下さいね!
なるほど…。
ありがとうございました!
神社の作法などに詳しい稗田おんまゆら先生。
ご予約方法やスケジュールの詳細はこちらまで。
http://unsenkan.com/index.html
運泉館へのお電話は (048) 931-6565
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by unsenkan
| 2012-02-17 17:47