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運泉館 館長ブログ

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占いの館「運泉館」の館長が日々の出来事などを綴ります。

八代真生先生の花札

 先日、鑑定終了後の八代真生先生に用事がありお話をしていたら、ふと目に入った
綺麗な敷物の上に置いてあった花札・・・
(写真1→いつもこのような形で鑑定を行なってます)
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いつも見ている花札の大きさと色が違うな~と思いながらじ~っと見ていると、八代先生が『違いわかります?』
と聞かれました。

 2種類あって、1つは通常、目にする花札よりも一回り大きく独自の絵柄(八代先生に聞いたところこの世に数セットしかなく現在では入手不可能とのこと)
もう1つは、通常の大きさですが独特の風合いで、素札には和歌も書かれている珍しい札。使い込むことによって更に輝きを増す、普通に売っている花札とは全く次元の違う素晴らしい物でした。

(写真2→せっかくなので写真を撮らせていただきました)
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(上の写真=下段はごく一般的に目にする花札で、上段と中段は八代先生が通常占いで使用する花札です)

 話を聞くと、2種類とも(写真2→上段・中段。ちなみに下段は普通に売られている花札)日本を代表する手摺り作者の手による花札で、下の写真3の版画状態の花札を元に手摺りの花札が完成するそうです。

(写真3→版画状態の花札)
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 この手摺り花札の作者は有名な方で、NHKの番組にも出演したことのある、松井天狗堂の松井重夫さんです。
(写真4→松井天狗堂の松井重夫さん)
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版画状態の花札から、細やかな手作業で一枚一枚仕上げるのだからすごいですね。
職人さんという感じですが、穏やかで優しい感じがします。

            《花札の豆知識》
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赤短冊 (5点札)に書かれている文字は、『 あのよろし 』ではなく『 あかよろし 』 
あかよろし・・・「の」に見えるのは「か」の変体仮名。「明らかによい」と言う意味、新春に相応しい、おめでたい文言。
『か』の字は、『加』の崩し字から出来た現在の字を使うが、花札のように『可』をルーツとする平仮名もある。
以前、仮名というのは千近くもあり、小学校令によって一字一音四十八字になったのは明治33年、
西暦で言えばちょうど1900年のこと。そのとき、選に漏れた仮名文字が、変体仮名である。
この豆知識お友達にも、教えてみては・・・。

他の先生方についても気になるお話が聞けたら報告します。
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by unsenkan | 2011-06-06 18:51